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2018-12-21 15:00

その他

短い期間だけ!期間限定のコラボカフェ

期間限定
独自の世界観を食で表現する
近年、企業タイアップである「コラボカフェ」が東京など首都圏はじめ、全国的に展開されています。ポケモンカフェ、ミッフィーカフェなどコラボカフェの開催件数は増加傾向にあり、人気は一過性に留まりません。

カフェやレストランなどの飲食店と企業が事業提携を結び、店舗の内装・展示、メニューを通して、人気キャラクター、アニメ・漫画、ゲーム、声優、アイドルなどがもつ独自の世界観を表現します。

作品の世界観を作り上げるうえで、カフェ、レストランなどの店舗運営側は、作品のコンセプト、作り手のこだわり、客層に関して正しく把握し、理解することが求められます。キャラクターやブランドのコアファン層が納得できるように食材、調理、盛り付け、提供方法が考えられ、敢えてメニューを簡易的にする場合もあるでしょう。

コラボカフェでは、食事の見た目・インパクトは、利用客の感動を呼び起こす演出となり、利用客に対する訴求力が高いです。また、希少価値は増し、高いイベント性が期待できます。

なお、コラボカフェの開催に伴い、ライセンサー(実施許諾者)である企業は、店舗運営側に対して、キャラクターやブランド使用権を許可します。ライセンシー(実施権者)となる店舗運営側は、使用権のもと、キャラクターなどを使用して店舗内装を装飾でき、メニューを考案できます。

利用客に対する感覚的訴求効果を高める
コラボカフェでは、コンセプト、客層が明確です。キャラクターやブランドの世界観に類似した店舗内装、雰囲気を利用することにより、世界観は忠実に再現でき、テーマパークのような独自性の高いサービスが提供できます。

それゆえ、通常のカフェ、イベントスペースを貸し切る形態が多くです。ポップアップ・ストア(通常のレンタルスペースを使用して開催する期間限定ショップ)と比べ、カフェやイベントスペースの利用は、イベント性、利便性、集客力においてメリットがあります。

例えば、キャラクターの世界観に類似した空間をキャラクターのぬいぐるみで埋め尽くす、アニメのポスターや等身大パネルを設置することにより、新たな作品の世界が作り上げられます。

キャラクターやブランドの世界観に類似した空間を利用し、利用客に対して感動を与える演出を行い、感覚的訴求効果を高めます。利用客は、店舗内装、空間演出から食事に至るまで、キャラクター・ブランドの世界観を堪能できます。作品の世界に入り込み、独自の世界観を五感にて楽しめます。

コラボレーションは効果的なプロモーションである
企業間において、コラボカフェの開催目的は、コラボレーション販促です。コラボカフェを開催すると、高い販促効果が得られます。

コラボレーション販促は、企業間・ブランド間にて活発化する傾向にあります。特に、異業種間におけるコラボレーションは世間の注目度が高く、効果的なマーケティング手法といえるでしょう。例えば、認知度の高い企業がコラボレーションした場合、世間的な認知度・話題性が高く、集客力は上がり、ブランド力の強化が図れます。

コラボカフェは希少価値を生む要素が盛り込まれている
コラボカフェは常設店舗もありますが、短期間に限定して開催される場合が少なくありません。

概して、人は、特に女性は、「ここでしか食べられない」「今しか買えない」といった数量限定、期間限定など限定に弱い性質です。

期間限定コラボカフェは、決まった期間中、店舗に行かないと食べられず、希少性、特別感が生まれます。つまり、「期間限定」により、世間の興味・関心、注目度は増し、話題性、イベント性を高め、集客を促します。

また、コラボカフェではコースター、ランチョンマットを持ち帰りできることがあります。限定メニューに加え、限定グッツはフェイスブック、インスタグラムなどSNSへ投稿されやすく、コラボカフェの情報が不特定多数へ拡散されます。

キャラクターやブランドの固定ファン以外からの興味・関心が得られ、新規顧客の獲得に効果的です。

(画像はPixabayより)


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