コラボカフェ

最近、「コラボカフェ」という言葉を耳にすることが増えました。コラボカフェというのは、ゲームや映画、アニメなど、特定の作品とコラボしたカフェのことを言います。

コラボの内容は、グッズ販売やコラボメニューの開発、店内の内装を変えるなど様々。訪れたファンは、自分が大好きな作品の世界観にどっぷりと浸りながら楽しいひとときを過ごすことができます。コラボカフェに人気が出るのもうなずけます。

今回は、数あるコラボカフェの中でも、外装や内装にこだわったコラボカフェについてご紹介します。店の外見、店内の雰囲気から変えていくことで、より作品の世界観を表現することができ、ファンにとって魅力的な空間を作り出すことができます。

2018年11月9日から2019年の2月17日までまで開催されていたハリー・ポッター＆ファンタスティック・ビースト「魔法ワールドカフェ」では、外装や内装にもこだわっていました。

「魔法ワールドカフェ」は3つのエリアに分かれており、グッズエリアでは「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」の世界観たっぷりのグッズを購入することができます。

グッズは身近に作品を感じられる、ファンにとって魅力的なもの。せっかくコラボカフェに訪れるなら、ぜひともチェックしたいものです。

また、映像エリアでは、「魔法ワールドカフェ」限定の映像が流れ、【ダンブルドアの部屋】など、作品の世界に入り込んだかのような映像を楽しめます。

さらに、カフェエリアでも世界観を体感。魔法ワールドの街中を再現した内装と、趣向を凝らしたメニューは、見ているだけで楽しくなります。買い物をしたり、食事をしたり、映像を見たりと、あらゆる楽しみ方ができるカフェと言えます。

「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」は、どちらも大人気の作品。魔法世界のワクワク感を体感できるよう趣向を凝らした内装が、ファンを引き付けます。

カフェの見た目からかわいらしいのは「猫工船」とのコラボカフェです。これは、カレー沢薫と「猫工船」「ニコニコはんしょくアクマ」がコラボしたもの。

期間中は、まるでステンドグラスのように、店の窓にキャラクターが配置され、思わず足を踏み入れたくなる外装に仕上がっていました。

2018年の10月から開催していた【セブンナイツ 原宿ギルド in AMOCAFE】では、外装からテンションのあがる仕上がりになっていました。窓ガラスには【セブンナイツ 原宿ギルド】の文字が大きく配置され、外から見ただけで【セブンナイツ】の世界観たっぷりです。

店内に入ると、内装も【セブンナイツ】の世界そのもの。フォトスポットも設置され、ゲームに登場する【アリーナ】を模しているため、ゲームの中で遊んでいるような感覚を楽しめます。

グッズエリアや食事スペースなども作品の世界観で統一されているため、好みのグッズを探すもよし、ゲームのキャラクターをデザインしたものやアイテムの名前がついたメニューなど、メニュー名だけでも心引かれるものばかりです。

コラボカフェというだけあって、食事はしっかり楽しみたいもの。メニューに一体どんな工夫がされているのか。そんなところに注目しながら楽しむのもよいものです。

コラボカフェは、外装や内装から世界観を作り込み、訪れたファンが作品の世界にどっぷり浸れるよう、趣向が凝らされています。作品に合ったコンセプトに沿って店内を飾りつけ、場合によっては展示品などで訪れる人の目を楽しませてくれることもあります。

グッズを購入したりメニューを味わったり、記念写真を撮ったり。作品の世界観を楽しむ方法はたくさんあります。ぜひ、カフェに訪れたら、外装や内装もチェックしながら楽しんでみてください。

（画像はpixabayより）